鎌倉末期より室町に至る頃、五山の僧が次の四種を一書として刊行したもの。いずれも宋版の覆刻であるが、中国で別に行なわれていたものを日本で合わせたようであり、編者も確かではない。
○ 三祖大師信心銘
○ 永嘉真覚大師証道歌
○ 住鼎州梁山廓庵和尚十牛図
○ 坐禅儀
なお、別にこれらに『入衆日用』一巻を加えたものを『五味禅』と呼んでいる。川瀬一馬編『五山版の研究』三九二頁を参照。