京都大学人文科学研究所  Documentation and Information Center for Chinese Studies(DICCS)  附属漢字情報研究センター Institute for Research in Humanities, Kyoto University ● 漢字情報研究センターの発足に思う ● 中国学のパイロットセンター ● 漢字情報とは何か ● 漢字情報システムの構築を目指して ● 人文研のアーカイブス=cd=70b5『大唐西域記』 漢字情報研究センターの発足に思う =cd=49b8山正進  東方文化研究所と西洋文化研究所(旧ドイツ文化研究所)と京都帝国大学人文科学研究所という,規模も設立順も研究内容も随分異なった三研究所は,=cd=b854世界文化に関する人文科学の総合研究=cd=ba25のために合同し,人文科学研究所の名をもらって1949年に京都大学の附置研究所となりました。それぞれの研究所がたちゆくためには統合しかなかったといえばそれまでですが,50年代以後のこの国で,日本,中国,西洋に関する文学,芸術,歴史や社会など,人文学研究の牽引役を果たすことができたとすれば,それはこのような統合をどう活かしていくか,発足当時の所員が真剣に考えたからに他なりません。統合によってできた新しい研究共同体の利点を新しい研究方法の中に見いだしたこと。それがその後の人文研を創ったといってよいでしょう。  研究所には多くの専門家が毎日同じ建物に出勤して研究していますが,個人の研究の単なる集合体ではありませんし,また,特別に計画した大プロジェクトのために莫大なお金を用意し,所外の研究者も加えた集会を数回もって共同研究と称する,今様の研究体制でもありません。設定したひとつの研究テーマのもとに所内の研究者が集まり,それぞれの専門の分野の知見をもってそのテーマに添った研究に集中していくのです。古典にしてもそれをひとりで読むのではなく,また偉い先生の読みをただ拝聴するのでもありません。歴史の文献にしても文学や考古学などそれに興味をもついろいろな分野の専門家が一堂に会して自由に独立して発言し論議します。予め設定した期限で一応完結させたときには研究報告を必ず出版する,そういう研究班を研究の柱として研究所はこれまでやってきました。毎週研究班が成立するには力量ある班長の熱意ばかりでなく,班員の熱意にもおおきなものがあります。班員が人文研にたやすく集まれるといった京都ならではの地理的環境も,頻繁に開くことを可能にしました。大先輩に交じって大学院の博士課程の学生も参加できますし,大学院の授業とか演習ではえられない教育がここで必然的に行われたことはいうまでもありません。これはこれからも存続すべき研究のひとつの形です。  こういった班研究が成り立つ基本体制として,人文研は時代とともに必要な分野を部門増設という形で拡充してきました。それが18部門1センターの研究体制となったのですが,それは単に小部門が列置されるばかりで,研究分野をたがいに横断するような研究が困難になるという,閉塞状況が一部にでてきたことはたしかです。とくにこの数年,先端科学が急進しました。その問いかけにすぐさま応じることができるような,あるいは現代社会の要請に応えうるような人文学はいかにして可能か。おおきな問題となってきました。人文研はこういったいろいろな問題を含めて研究所の将来像を模索してきました。本質的にはどうすれば一番よいのか,これからも検討すべきことは多々ありますが,一応小部門羅列体制は止めて,大部門体制でという方向が決まり,今年4月から実行に移されることになりました。文化を時間の縦軸でみる,横軸でみる,外形からみる,構成要件からみる,そうして人文学の新しい研究はいかにして可能か,といった五つの面からみて,それぞれを部門に割り付け,文化生成・文化連関・文化表象・文化構成・文化研究創成といった五つの大部門に研究分野を再編制しました。五つの部門のうち,旧日本部・旧西洋部を再編して文化研究創成・文化生成・文化連関部門とし,今後は人文学研究部として一体の運営をします。一方,旧東方部は文化表象・文化構成の大部門で構成され,東方学研究部の名のもとに運営します。  これと同時に東洋学文献センターも大きく改組をいたしました。この改組は東洋学の切羽つまった事情に基づいています。東洋学文献センターは,東方部購入の図書(漢籍)を内部のみの利用から外部にも開放させるためにつくられ,漸次漢籍の一層の充実を図る一方,『京都大学人文科学研究所漢籍分類目録』を出版し,年度別編集の『東洋学文献類目』はアジア史研究に大きな利便を与えてきました。漢籍は中国伝統学術と密接に関連した基準で分類しますが,それを扱う司書の教育養成機能をも果たしてきました。情報工学がまだ揺籃の時代はこれでセンターの役割はこと足りたのでしょう。しかし,この分野の科学の大躍進によって,漢字文献を扱う東洋学の分野は,資料や情報を大量且つ迅速にどう扱うかといった一点をとってみても,ほかの東洋学や人文学の分野とは異なったきびしい状況のなかに追いやられ,著しく引けを取ったのです。漢字文献はコンピューターで利用できる文字数が限られていることはよく知られたことです。いまや各国で多樣化した漢字という厄介な媒介を使っている以上,おおきな転機を迎えているのです。  この状況を打開するためには,いま行われているコード系には依存せず,且つ学術的に適正な,つまり正統な学問に立脚した漢字管理システムを早急に開発し,利用できるようにする必要があります。それを特に目指す機関は日本中探してもありません。できるとすれば,東洋学のスタッフが揃っている人文研しかありません。もちろんこれを成功させるには情報工学の,特に漢字の特性を熟知した,漢字システムの専門家も必要です。東洋学文献センターを改組拡充して,漢字に関するこうした事業もやってしまおうというのが,新しくできた=cd=b854漢字情報研究センター=cd=ba25です。この4月からその専門家をスタッフに加えました。有効な研究支援体制を確立することによって,漢字を十全に収集保存するとともに,これまでの学術的蓄積を踏まえて現代社会にふさわしい新しい形態の情報発信を目指すつもりです。その上で,インターネット時代にふさわしい文献を公開したり,国際的に情報交換を行います。研究所本体である二研究部五大部門制とその共同研究班からあがってくる成果は,情報工学の技能を採り入れて再編された漢字情報研究センターによって地球規模に発信することも可能になります。これは特に京都の東洋学が果たさねばならない国際使命ではないかとおもいます。  国立大学,そしてその附置研究所を取りまくあらゆる環境が今後厳しくなりこそすれ,楽になるとは思えません。現代社会は一層混迷の度を深めることでしょう。その中にあって研究所はあらためて存在理由を問われることになるかもしれません。楽観してはいられません。常に検討の必要があります。(人文科学研究所長兼センター長) 中国学のパイロットセンター 森 時彦  今世紀初頭,横浜で『新民叢報』というタイトルの中国語雑誌が創刊された。戊戌政変の難を逃れて日本に亡命していた梁啓超が,存亡の危機に瀕した中国の再生を期して企画した啓蒙雑誌である。その第3号(1902年3月10日)から連載の始まった=cd=b854中国学術思想変遷の大勢を論ず=cd=ba25と題する長大な文章の中で梁啓超は,4千年の歴史を刻んできた中国文明の展開を7つの時期に分けて省察した後,その前途を展望して=cd=b85420世紀は,欧米の泰西文明と中華の泰東文明,両文明結婚の時代なり=cd=ba25との予見を示した。インド文明,とりわけ仏教との出会いが宋学の成立を頂点とする中国学術思想の隆盛をもたらした過去の経緯に照らして推察すれば,20世紀の中国文明は西洋近代文明との交渉を通じて新たな次元への展開を遂げていくであろうとの期待あるいは確信が,この言葉には込められている。  奇しくもその20世紀最後の年に,京都大学人文科学研究所附属漢字情報研究センターが呱々の声をあげることになった。情報科学と漢字文化の結合によって,グローバルスタンダードの漢字情報研究拠点を構築しようとする新センターの目標は,梁啓超流に言えば,西洋近代文明の達成した最先端科学と中国文明の基底をなす重厚な古典文化との幸福な出会いを模索する文明史的な試みと称することもできる。  本年4月の改組にともない人文科学研究所の組織は,従来の日本部,東方部,西洋部の三部制から人文学研究部と東方学研究部とから成る二部制に改編されたが,漢字情報研究センターは,東方学研究部の中核的かつ先端的な組織として構想されたものである。周知のように旧東方部は,そのルーツの東方文化学院京都研究所(1929年設立)以来,中国古典学を中心とする学術研究において幾多の成果を世に問い,国際的な評価を得てきた。さらに1965年には研究所の附属施設として東洋学文献センターが設置され,東方部との緊密な連携のもとに東洋学,とりわけ中国学に関する広範な学術情報活動を展開してきた。  新設された漢字情報研究センターは,旧東洋学文献センターの機能を格段に強化する一方,言語,文献,文物,情報の4分野からアプローチして,漢字文化を基盤とする中国学の資料・研究情報を蓄積,分析すると同時に,それらを世界の学界に発信する漢字情報処理システムの研究・開発を推進するという,新しい課題に挑戦することになっている。  さらに東方学研究部の中枢に組み込まれた新センターは,最新の情報科学との連携のもとに生まれようとしている=cd=b854漢字情報学=cd=ba25の可能性を追求することを通じて,21世紀における中国学のあり方を探るパイロットセンターの役割を果たすことも期待されている。北京西郊の香山に眠る梁啓超がこのパイロットセンターをどのように評価するか,今後の研究成果にかかっている。(人文科学研究所教授・東方学研究部主任) 漢字情報とは何か 安岡孝一  漢字情報研究センターは,漢字情報を研究するセンターである。名前がそれをもの語っている。では,漢字情報研究センターが研究すべき=cd=b854漢字情報=cd=ba25とは何なのか。コンピュータで漢字を扱う際の基本操作は,大別して3種類である。すなわち,入力・出力・検索である。漢字の入力という操作においては,我々は通常=cd=b854かな漢字変換=cd=ba25とかいうものを駆使して,漢字の=cd=b854音=cd=ba25から漢字を入力することになる。漢字の出力という操作においては,アウトラインだのビットマップだのアヤシイ用語が飛び交うが,要は漢字の=cd=b854形=cd=ba25を何らかの形でデジタル化して,それをその漢字の出力に用いることになる。検索という操作においては,我々は自分が検索したい単語を何らかの形でコンピュータに入力してやり,それと同じあるいは同義の単語を結果として出力させることになる。つまり,漢字をコンピュータで扱うためには,何のことはない,漢字の=cd=b854音=cd=ba25と=cd=b854形=cd=ba25と=cd=b854義=cd=ba25を何らかの形でデジタル化すればよいのである。  では,漢字の形音義をデジタル化するとは,いったいどういうことなのか。  これまでの情報科学の流儀では,まず漢字の集合というものを考え,その集合の各漢字に対して,文字コードというものを割り当てる,というやり方を取ってきた。漢字の集合としては,あくまで漢字の=cd=b854形=cd=ba25の集合である。そのように=cd=b854形=cd=ba25を先に規定しておいた上で,その文字コードに対して,適宜=cd=b854音=cd=ba25や=cd=b854義=cd=ba25を割り当てるのだが,それは文字コードの領分ではなく,もっぱら使用者の便宜に応じて割り当てればよい,という立場である。言い替えれば,文字コードはあくまで漢字の=cd=b854形=cd=ba25の集合に対して,ある一意なコードを定めたものであって,=cd=b854音=cd=ba25や=cd=b854義=cd=ba25は直接は面倒をみない,という流儀なのである。しかしこのやり方では,常に漢字の=cd=b854形=cd=ba25の集合を先に規定しなければならず,しかもある=cd=b854形=cd=ba25に対して一意な漢字コードが定まらなければならない。これは,一度決めた文字コードに対して,変更や追加をおこなうのが非常に難しい,ということを意味する。漢字のような,総数が多く,かつ文字どうしの境界がゆるやかな文字集合に対しては,このような文字コードの概念を持ち込むと,常に=cd=b854外字=cd=ba25に悩まされることになるのである。  そこで我々は,漢字情報のデジタル化に際して,これまでの文字コードとは全く異なるアプローチを取ることにした。すなわち,漢字の形音義をひとまとめにして,ある種の=cd=b854名前=cd=ba25を与え,その漢字を形音義のいずれからも索けるようにしようとするものである。この際に,同一の漢字に一意な名前を付ける必要はなく,複数の名前があってもそれらが同時に検索できれば問題ない,という立場を取るものである。  このような漢字情報を用いることで,いったいどのような文書のデジタル化が可能になり,従来のやり方に対してどういうメリット・デメリットがあるのか。それは今後の研究に期待されたい。(センター助教授) 漢字情報システムの構築を目指して 高田時雄  中国の古い文献をデータベース化したり,中国文献にかかわる情報をインターネット上で国際的に交換しようとすると,漢字コードの問題が大きな障害として立ちはだかる。同じ漢字を使っているとはいえ,コード体系が各国で異なるからである。日本のコードで書いたメールをそのまま中国に送ると文字化けして読めないということはよく経験する。現在では日本・中国・台湾・韓国などの各国固有のコードにまたがる,2万字あまりの比較的大きな数の漢字を扱える規格が出来ているものの,その利用はまだまだ限られている。近い将来これが実用化されると,かなり便利にはなるが,しかし漢字の問題が解決するわけでは決してない。この規格以外の漢字は相変わらず使うことができないからである。  キーボードで文字を書くという習慣が身近なものになるごく最近まで,われわれは実に気軽にいろいろな漢字を書くことが出来た。それまでは=cd=b854外字=cd=ba25などという問題は一切なかったのである。コンピューターを使えば,きわめて便利に情報の交換,データの検索や加工が行える。しかし反対にコード化されていない文字はまったくお手上げになってしまう。そこでいま,コード体系からは自由に,使いたい漢字をいくらでも使うことのできる漢字情報システムの構築が求められているのである。それによってコンピューターの利便性を十分に享受しながら,コンピューター出現以前の自由な文字使用の環境を回復することができるだろう。外字部分に穴のあいた不完全なデータベースは過去のものとなり,文字化けもまったくない。漢字をあつかう電子アーカイブや電子図書館のようなものを構想しようとすれば,この環境は不可欠である。  こうした中で今年4月,漢字情報研究センターが新たな一歩を踏みだした。京都大学人文科学研究所には従来,附属施設として東洋学文献センターが置かれていたが,新センターはそれに取って代わったかたちである。  旧センターは東洋学の文献を収集・整理・公開するという基本的任務を持っていた。扱う対象の主なものは中国の古典籍,いわゆる漢籍である。人文科学研究所は,その前身である東方文化研究所以来,大量の漢籍を所蔵し,今日,全国でも一二をあらそう収蔵量を誇っている。それらを研究者に公開するため,北白川東小倉町の建物に独立した図書室を置いて,所蔵資料の閲覧・複写業務を行い,また全国の漢籍担当図書館職員に対する講習会も行ってきた。さらに東洋学関連の書籍・論文を網羅した『東洋学文献類目』を戦前から毎年刊行し,1980年からはコンピューターによるデータベース化も開始した。『東洋学文献類目』は近年インターネット上でも公開を始め,その基礎として漢字の情報化にいちはやく取り組んできた。  しかしここ数年,現状では最近の情報科学の目覚ましい進歩に追いつけないことが痛感されてきた。とりわけインターネット時代における漢字文献の取り扱いは,高度な技術的問題の解決が前提となる。そこで新しい時代に十分な対応ができるばかりではなく,新しいメディアを利用した国際的な中国学の情報発信基地として機能し得るように改組しようという機運が強まり,過去一年有余のプランづくりを経て,今年度ようやく実現にこぎ着けることが出来た。倍増したスタッフの半数を,人文系の研究所としては珍しい理系の教官で構成し,最先端のコンピューター・サイエンスの技術を投入することとした。  そして,目指すは焦眉の急となっている漢字情報システムの構築である。さらにはこのシステムを用いて,中国・台湾・韓国をはじめ諸外国ともインタラクティブなデータベース構築が可能となり,ネット上で国際的な共同研究を行うことも夢ではないのである。(2000年6月8日『京都新聞』掲載文の再録)(人文科学研究所教授・センター主任)  本書はいまさら説明を要しないほど有名な,唐代の高僧釈玄奘の旅行記である。唐代から既に大蔵経に入蔵されており,宋版から近代の活字本にいたるまで多くの版本がある。  本邦においては奈良時代より書写が行われており,法隆寺本・東京国立博物館本などの平安時代鈔本をはじめとして多くの古鈔本が伝存している。単独で書写されたものと大蔵経の一として書写されたものがあるが,本所所蔵本は単独で書写されたものである。古鈔本には古代・中世の読法を示す仮名や訓点がほどこされているものも多いが,本書にもまた朱墨による仮名や訓点の書入がある。  もと巻子であったものを折帖に改裝し,薄栗皮色の表紙を附し背を糊附している。本の大きさは縦31.0(糎),横16.1,一紙の大きさは縦31.2,横53.2,界高(墨界)26.5,界幅2.3である〔巻第一第二紙〕。各巻末には=cd=b854東大寺持寶院經藏之本也=cd=ba25等の奥書が,表紙には=cd=b854持寶院長弘=cd=ba25の=cd=23a4書がある。また各巻首には=cd=b854橘寺=cd=ba25の墨印があり伝来の様子をうかがい知ることができる。正確な書写年次は不明であるが,本書ともと一具であった思われる東大寺持宝院・橘寺旧蔵『大慈恩寺三藏法師伝』(同じく本所所蔵)には,=cd=b854承元四年卯月十五日書寫并移點畢=cd=ba25=cd=b854同年六月十三日一交了=cd=ba25=cd=b854貞應二年之長講會講師辨淵得業西域傳慈恩傳與讀之=cd=ba25等の奥書があり,書風などからもこの『西域記』が承元四年(1210)とさほど異ならない頃の書写になるものと推定される。  京都帝国大学文科大学叢書第一として刊行された校訂本『大唐西域記』に用いられている富岡謙三氏蔵旧校訂本に校者が引用している=cd=b858和州橘寺古蔵本=cd=ba29とは,本所所蔵本そのものにほかならない。  なお,この本は,本所の前身である東方文化研究所の所長であった松本文三郎博士の旧蔵書である。博士遺愛の書は一部分が京都国立博物館に収蔵されているほかは,その大部分が塚本善隆博士の尽力によって本所が蔵するところとなり=cd=b858松本文庫=cd=ba29として管理運用されている。(センター助手) =cd=b863DICCS NEWS】  5月22日(月)に,新センター発足の記者会見を行った。報道関係者約20名を会議室に招き,改組の経緯,目的及び今後の活動内容等を説明した。なお,新聞に掲載された主な記事は以下の通りである。京都新聞5月23日(火)朝刊,毎日新聞6月5日(月)朝刊,京都新聞6月8日(木)朝刊,読売新聞8月1日(火)夕刊。 ・本年度の行事日程   第40回漢籍担当職員講習会(漢籍電算処理)     10月2日(月)=cd=a12210月6日(金)   第41回漢籍担当職員講習会(中級)     11月6日(月)=cd=a12211月10日(金)   平成12年度全国文献・情報センター人文社会科  学学術情報セミナー   11月20日(月)=cd=a12211月22日(水) ・最新のセンター刊行物   =cd=b855竜門石窟石刻集成=cd=ba25(東洋学文献センター叢刊   第9冊,曾布川寛編,2000年3月) =cd=b854東洋学文献類目=cd=ba251997年度版(2000年3月)       漢字情報研究センターのホームページ(http://www.kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/)を新たに立ち上げました。下図がトップページです。今後,随時コンテンツを紹介します。