東洋学へのコンピュータ利用
第31回研究セミナー

とき:2019年7月26日(金)9:30〜17:00
ところ:国立国語研究所(立川)2F多目的室
主催:京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センター
共催: 国立国語研究所研究情報発信センター
「異分野融合による「総合書物学」の構築」国語研ユニット「表記情報と書誌形態情報を加えた日本語歴史コーパスの精緻化
「訓点資料訓読文コーパスの構築と古代日本語史研究の革新」(科研費18H00674)
「字体記述の精密化手法の確立による歴史的漢字字体情報アーカイブズ構築」(科研費18K00611)
問合せ:diccs@kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp

プログラム
9:30〜9:40 開会挨拶
9:40〜10:10 日本の人名用漢字と漢字コードの齟齬
安岡孝一(京都大学)・安岡素子(京都外国語大学)
10:10〜10:40 『大漢和辞典』専用OCRの開発と語彙索引作成
大久保克彦(SISエンジニアリング)
10:40〜11:10 米海軍日本語学校の漢字教材 "Kanji Book"
高田智和(国立国語研究所)
11:10〜11:40 漢字字体の包摂規準の衝突評価の試み
守岡知彦(京都大学)
13:00〜13:30 Unicode変体仮名と東寺百合文書
當山日出夫
13:30〜14:00 Unicodeを利用した変体仮名字形データベースの構築
間淵洋子(国立国語研究所)・福井尚子(凸版印刷)
14:00〜14:30 『金光明最勝王経』平安初期点の形態素解析用本文作成―その方法と問題点―
柳原恵津子(国立国語研究所)
14:30〜15:00 古写本古辞書翻刻における包摂問題について―篆隷万象名義の玉篇残巻対応部分を中心に―
李媛(京都大学)
15:20〜15:50 オープンな歴史的文字データを横断的に検索していく
山田太造(東京大学)
15:50〜16:20 国立国語研究所による大規模経年調査データの活用と意義
鑓水兼貴(国立国語研究所)
16:20〜16:50 国立国語研究所研究資料室収蔵音声・映像資料のデジタル化と試視聴システムの構築
石本祐一(国立国語研究所)・生永匠(東京電機大学/国立国語研究所)・高田智和(国立国語研究所)
16:50〜17:00 閉会挨拶

聴講無料